1 バラビキ(=ウロコヒキ)
ウロコ取り(通常は鱗取り機で、皮・身の弱い魚は手作業)。
2 スキビキ
包丁で鱗を削り取る。
主にブリ・カンパチ・ヒラマサなど皮の硬い魚、他シマアジなど。
和食板前が好み、皮が引きやすい、鱗が残りにくい、身のダメージが少ないなどが理由。
3 水洗い
バラビキ後、頭を落とし、内臓・血合いを取る。
4 ツボヌキ
バラビキ後、えらを取り、えらの隙間から内臓を取る。
和食姿造り・煮魚、中華丸揚げ・姿蒸し、洋食塩釜焼き・ローストなど丸のままの調理に使用。
5 エラハラ
バラビキ後、えらを取り、腹を切り内臓・血合いを取る。
(マバラ)
エラハラと同じ使用法だが、血合いを取ることができる。
胸ヒレ下から肛門まで切る。
6 エラハラ・カゲバラ(影腹)
バラビキ後、えらを取り、下身側の腹を切り内臓・血合いを取る。
カゲバラ(隠し包丁)
マバラとの違いは腹の切り口が下身(わき腹)にあり切り口が見えない。
7 オロシor 五枚オロシ
バラビキ・水洗い後、三枚オロシor 五枚オロシ。
8 スキビキ・オロシ
スキビキ・水洗い後、三枚オロシ。
9 姿オロシ
エラハラ後、頭を付けたまま三枚オロシ。
10 サクドリ
三枚オロシ後、中骨を境に背・腹に切り分ける。