BUSINESS

海外輸出

EXPORT MARKET

豊洲市場から世界へ
50年にわたる亀和商店の輸出事業

株式会社亀和商店の海外輸出事業は、1976年にグアムの日系ホテル向けに鮮魚の輸出を開始したことから始まりました。
当時、海外で本格的な日本食を提供する店舗はまだ少なく、日本から新鮮な魚介類を安定供給することは容易ではありませんでした。そのような時代から、亀和商店は豊洲市場(当時は築地市場)の仲卸として培った目利き力と品質管理を武器に、海外のお客様へ日本の魚を届け続けてきました。

その後、1991年にはシンガポールの寿司店「野川」への輸出を開始しました。シンガポールにおける日本食市場は現在ほど大きくありませんでしたが、現地で本物の寿司や日本料理を提供したいという料理人や事業者の思いに応える形で、日本からの水産物供給に取り組みました。シンガポールではその後、日本食レストラン市場が大きく発展し、日本産水産物への需要も拡大しています。

現在、亀和商店の売上高に占める輸出比率は約12%となっており、国内販売と並ぶ重要な事業の一つに成長しています。

国別の輸出割合について

輸出先はアジアと北米を中心に広がっており、特にマカオ、シンガポール、カナダの3地域で全体の97%を占めています。
マカオでは高級ホテルやレストラン市場、シンガポールでは成熟した日本食市場、カナダでは日本食レストランや寿司需要の拡大を背景に、日本産水産物への高い評価をいただいています。シンガポールは1991年から30年以上にわたり取引を継続している重要な市場であり、当社の輸出事業の礎となっています。

FOOD CULTURE

豊洲市場の仲卸と食文化

豊洲市場の仲卸だからできること

亀和商店は1938年の創業以来、豊洲市場の仲卸として全国各地の漁港や生産者とつながりながら、多種多様な水産物を取り扱ってきました。
輸出事業においても、単に商品を発送するだけではありません。
海外のお客様が求める魚種やサイズ、品質基準に合わせて商品を選別し、加工・梱包・出荷まで一貫して対応しています。長年の経験によって培われた目利き力と対応力こそが、亀和商店の輸出事業を支える最大の強みです。

日本の魚食文化を未来へ

日本の水産物は、品質、安全性、季節感、そして食文化そのものが評価されています。
私たちは1976年のグアム輸出開始以来、およそ半世紀にわたり日本の魚食文化を海外へ届けてきました。現在では売上の12%を輸出が占めていますが、その数字以上に重要なのは、日本の食文化を世界へ伝える役割を担っていることです。
これからも亀和商店は、豊洲市場の仲卸として培った経験と信頼を礎に、日本各地の優れた水産物を世界へ届け続けてまいります。